大学生って海外旅行する機会増えますよね。実は海外旅行にはクレジットカードが必須なんです。
また、クレジットカードをすでに持っている学生さんも、海外旅行に行く前に海外旅行向けの新しいクレジットカードを作ることをおすすめします!理由は簡単。海外旅行に強いカードが存在するからです!
今回は海外旅行におすすめのクレジットカードを徹底比較、ランキング化してご紹介します!
まず、海外旅行のためにクレジットカードを作っておく5つのメリットをお伝えします。
海外にクレジットカードを持っていく5つのメリットとは
クレジットカードは海外に行った際に役立つ特典やサービスがたくさん付いています。しかも最近は学生なら無料で作れるカードが多いので、このサービスが無料で受けられるのです。
実際にゼミ長も無料で作ったクレジットカードに助けられました!それではまず5つのメリットを紹介します。
- 旅行には必須!様々な保険が付いている
- 困ったら相談!サポートデスク
- 両替がお得に&現金盗難のリスクが減る
- ホテルでデポジットとして使用する
- マイルやポイントが貯まる
では、一つずつ詳しく説明していきます。
メリット1 旅行には必須!様々な保険が付いている
旅行の際、事前準備として保険を付けますよね。保険会社を調べたり、空港の窓口に行ったり、と手間がかかる。その上もちろん有料です。ヨーロッパ一週間周遊なら最低でも2500円かかります。
しかしクレジットカードを準備すれば安心です。ほとんどのクレジットカードに何らかの保険が付いているので、保険の心配をする必要はありません。
どんなときに保険を受けられるのか
様々な保険の種類があると書きましたが、保険は大きく5つに分けられます。
死亡や重大な後遺症などに対応する傷害死亡・後遺障害保険、怪我や病気など地元の病院に行った時に対応する傷害治療保険・疾病治療保険、自分の入院・死亡時に家族が駆けつける際の代金に対応する救援者費用、怪我をさせてしまったり、人の物を壊してしまった時に対応する個人賠償、バックや携帯などの盗難に対応する携行品損害。の5つです。
実際は一番大切な傷害・疾病保険!
ここで重要視するべきなのが傷害治療保険・疾病治療保険です。海外旅行で実際に起こる可能性が高いのは怪我や病気ではないですか?カードによっては海外傷害最大1億円など大きな額を謳っていても、病気や怪我で現地の病院にかかった場合などの傷害治療、疾病治療の保険金額がとても小さい場合があります。ここの項目をしっかりチェックするようにしましょう。
利用付帯と自動付帯は要確認
保険には利用付帯と自動付帯の二種類があります。違いを知っておかないと、保険が受けられないこともあります!確認しておきましょう。
利用付帯保険とは?
前者の利用付帯の保険は、旅行代金や、ホテル代金、タクシーや飛行機などの旅行にかかる費用の支払いをクレジットカードでおこなった場合のみに適用されるものです。
実際の支払いに使用しないと保険が適用されないためにカード利用に気をつけなければなりません。
自動付帯保険とは?
一方で自動付帯の保険であれば何もせずともカードを所持しているだけで適用されます。これなら保険を気にしながらカードを利用する事がなくなり気持ち的にも楽ですよね。
年会費が無料のカードでは利用付帯が多く、有料のカードでは自動付帯が多い傾向があります。しかしあくまで傾向ですので、無料カードでも自動付帯はありますし、学生なら有料カードの自動付帯サービスを持ちながら特別に無料で持てるという場合もあります。
メリット2 困ったら相談!サポートデスク
カード会社が運営する現地の窓口や、電話での窓口などを総じてサポートデスクと呼びます。そこではいろいろな相談をすることができます。
カードを持っている人だけが無料で利用する事ができるのが特徴で、JCBが運営しているJCBプラザが一番有名です。
初めての土地にはおすすめ!観光案内
初めて旅行する場所なら、旅行案内誌を買ってもよくわからないなんてこともありますよね。
このサポートデスクではそんな方への観光案内もおこなってくれます。また、現地の有名レストランや、施設の案内や予約サービスまで代行で行ってくれます。初心者トラベラーにはありがたいサービスですよね。
困った時、カードを盗まれたときには相談できる!
このサポートデスクでは他にも、カードが盗まれた時や、何かが盗まれたときはどうすべきかなどの相談もできますし、代替のカードを発行するサービスを行っているところもあります。
また病気になった場合、事故を起こした場合などの海外で困ったことは基本的にこの窓口に相談することができます。
メリット3 両替がお得に&現金盗難のリスクが減る
クレジットカードはお金に関わることにももちろん利点があります。
海外のお金問題と言ったら両替やレートや、多額のお金をもっているため盗難の心配があるということですよね。この問題をクレジットカードなら解決できます。
両替がいらない
1つ目が、支払いにクレジットカードを利用すると両替がいらないという点。それゆえ両替にかかるレートや手数料を気にする必要がありません。
空港の両替も街中の両替商も店によって数十%レートが違うということがザラにあります。「さっきの所で変えればよかった」や、「多く両替しすぎちゃった」のような旅行あるあるからもおさらばできます。
現金を持ち歩くリスクを減らせる
海外旅行で忘れてはならないのが盗難の心配です。日本は治安がいいので忘れがちですが、海外では目を離すと荷物がすぐに盗まれます。海外旅行となると多くのお金が必要になりますが、カードがなければ多額の現金を持ち歩く必要があります。
そこで財布が盗まれたらどうでしょうクレジットカードを持っていれば現金をなるべく持たなくて済みます。クレジットカードを盗まれたらすぐに利用を停止したり、もし不正に利用されていてもお金が返ってくることもあります。しかし現金の場合はそうは行きません。現金よりも安全なのです。
もしカードが使えないという店でも、カードのキャッシングサービスを使えば海外ATMで現地の通貨を引き出す事ができます。その場合は海外でのキャッシングを事前に申し込んでおく必要がありますが、自分で両替するよりもレートが安い場合が多いのでチェックしておくべきでしょう。
メリット4 ホテルでデポジットとして使用する
クレジットカードは持っているだけで社会からの信用を表します。そのため宿泊するホテルからクレジットカードでのデポジット(保証金)が求められる事があります。
海外での宿泊の際はクレジットカードが無いと高額な現金デポジットを求められたり、最悪の場合宿泊を断られる場合もあります。個人での宿泊予約の場合は確実にクレジットカードを持っていくべきでしょう。
その他にもレンタカーを借りる際には必ず必要になります、身分や信頼を証明する材料にもなりますので絶対に持っておくべきでしょう。
メリット5 マイルやポイントが貯まる
もちろん海外旅行ではマイルが貯まります。しかし最近は格安航空、LCCの台頭でチケットの価格が安くなってきているので、頻繁に海外に行くという方以外はマイルが貯まりにくい傾向にあります。そのため最近はマイルが貯まりやすいというより、海外での決済なら大幅還元というカードが多いです。
ライフカードは海外決済で常に5%還元、JCBカードの一部では海外での使用でポイント5倍のサービスを展開していますのでチェックしてみると良いでしょう。
学生に人気の9枚の有名カードを保険で徹底比較!
今回は海外へ行った時の保険を基準にクレジットカードを比較してみます。今回は学生に人気のカードに絞って紹介します。
出場カードはエポスカード、学生専用ライフカード、楽天カード、JCBCARDW、セゾンブルー・アメックスカード、三井住友クラシックカードA、JALカードnavi、ANAJCBカード、MUFGカードゴールドの9枚!
いざ旅行保険で徹底比較!
カード |
エポスカード |
JALカードnavi |
楽天カード |
---|---|---|---|
死亡後遺障害 | 500万円(VISA自動付帯) | 1,000万円(自動付帯) | 2,000万円(利用付帯) |
傷害治療費用 | 200万円 | 50万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 | 50万円 | 200万円 |
賠償責任 | 2000万円 | 2000万円 | 2000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 100万円 | 200万円 |
携行品損害 | 20万円 | 15万円 | 20万 |
海外旅行におすすめカードランキングを発表!
1位 セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報 | |
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選べるカードブランド | アメックス |
年会費 | 25歳まで無料 |
発行日数 | 最短3日 |
ポイント還元率 | 0.5%(海外では2倍) |
アメックスの提携カードであるこのセゾンブルー・アメリカン・エキスプレスは、充実の保険で見事1位にランクイン!保険補償額は、学生が持てるゴールドカードよりも高いです!通常の年会費は3,000円ですが、25歳までなら無料になるスーパーカードです!
さらに、海外でショッピングをするとポイントが2倍です!海外でホテルを予約しても、高いレストランで食事をしても、みんなにお土産を買ってもポイントが2倍付きます!
また、空港から自宅まで、手荷物の無料宅配サービスもおこなっているので、学生ながら最高の海外旅行ができるカードです。
2位 学生専用ライフカード
学生専用ライフカードの基本情報 | |
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選べるカードブランド | アメックス |
年会費 | 永年無料 |
発行日数 | 最短3日 |
ポイント還元率 | 0.5%(海外では5%キャッシュバック) |
学生に人気が高い永年無料の学生専用ライフカード。
学生限定で海外旅行保険が自動付帯しています。しかも最高2,000万円まで補償してくれる無料カードでトップレベルの値です。
さらに、海外でのカード利用は利用料金の5%がキャッシュバックされます。高い買い物をしても全て5%OFFになると思ったら、買い物が進んじゃいますよね。
卒業後は、以上の2点のメリットがなくなります。学生限定で海外旅行におすすめのカードです。
3位 三井住友VISAクラシックカードA
三井住友VISAクラシックカードAの基本情報 | |
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選べるカードブランド | VISA、MasterCard |
年会費 | 在学中は250円(通常1,500円) |
発行日数 | 最短3営業日 |
ポイント還元率 | 0.5% |
安心・安全の三井住友が発行するカードです。年会費無料のクラシックカードに、保険を充実させたのがこの三井住友VISAクラシックカードAです。Aが付くだけで、間違いやすいので気をつけてください。
クラシックカードと比べて年会費がかかる分、保険の補償最高金額が500万円上がります。
死亡・後遺障害保険は一部自動付帯の最高2,000万円の補償です。内訳は自動付帯が300万円、利用付帯が1,700万円です。ほとんど利用付帯なので、カードで旅行チケットや、空港までの交通費を出さないと不十分な補償額です。
4位 JCB CARD W
JCB CARD Wの基本情報 | |
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選べるカードブランド | JCB |
年会費 | 無料 |
発行日数 | 最短3営業日 |
ポイント還元率 | 1.0% |
日本を代表するカード会社のJCBから発行されるこのJCB CARD Wは、若い層をターゲットにしたカードです。ポイント還元率も1.0%と高いです。
海外旅行の保険補償額は無料カードではトップレベルの2,000万円です。また、海外では「JCBプラザ」という会員専用の窓口で相談に載ってもらえます。
しかし、カードブランドがJCBしか選択出来ないため、アメリカやヨーロッパなどでは利用出来ない店舗がまだ多いです。それだけがデメリットですね。
国内でも使うことを考えている学生さんにはおすすめです。スタバや、セブンイレブンでお得になるので、よく利用される方はぜひチェックしてみてください。
5位 MUFGカードゴールド
MUFGカードゴールドの基本情報 | |
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選べるカードブランド | VISA、MasterCard、JCB |
年会費 | 1,905円(税抜)・初年度無料 |
発行日数 | 最短翌営業日 |
ポイント還元率 | 0.5% |
学生でも発行できる格安ゴールドカードです。年会費2,000円ほどで国内主要空港のラウンジが使えるので驚きです。旅行保険の補償額は年会費無料カードと大差ないですが、ラウンジが使えることで評価されているカードです。
デメリットは、年間の利用額が20万円を下回ると、旅行保険の最高補償額が100万円まで激減することです。初年度無料で作ったカードだからとあまり利用していないと、保険がほぼなくなってしまいます。
6位 楽天カード
楽天カードの基本情報 | |
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選べるカードブランド | VISA、MasterCard、JCB |
年会費 | 永年無料 |
発行日数 | 1週間程度 |
ポイント還元率 | 1.0% |
学生に大人気の楽天カードは、顧客満足度が9年連続NO.1のクレジットカードです。
海外旅行保険に関しては優等生という感じで、無料カードとしてはトップレベルの補償額を誇ります。非の打ち所がありません。
ポイントは1.0%還元で、楽天市場でポイント還元率が爆増するので、国内での利用も考えている学生さんなら間違いなくおすすめのカードです。
7位 JALカードnavi
JALカードnaviの基本情報 | |
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選べるカードブランド | VISA、MasterCard、JCB |
年会費 | 無料 |
発行日数 | 3週間程度 |
ポイント還元率 | 1.0%~ |
JALでのマイルが貯まりやすいカードがこのJALカードnavi!マイルはめちゃくちゃ貯まるので詳しくは詳細情報を見てください!(笑)マイル重視の学生さんにはおすすめです。
発行ブランドはJCB、VISA、MasterCardから選ぶことができますが、それぞれ少し違うサービスがあります。
JCBは、海外でのJCBプラザやショッピング保険が付帯しています。海外での利用が対象なので、海外旅行にはぴったりですが、海外ではJCBが利用しにくいというデメリットもあります。
VISAでは国際線手荷物宅配サービスをおこなっているので、海外旅行が少し楽になります。
最高2,000万円の海外保険が付帯していますが、病気や怪我時の保険は50万円と低い金額です。他のカードと合算しないと、不十分な補償額です。
8位 エポスカード
エポスカードの基本情報 | |
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選べるカードブランド | VISA |
年会費 | 永年無料 |
発行日数 | 最短即日発行 |
ポイント還元率 | 0.5% |
学生が遊ぶ施設でお得になるエポスカード!
旅行保険も付いていますが、イレギュラーな保険内容です。通常一番高い補償額であるはずの死亡・後遺障害は500万円しか付帯していません。
しかし、病気時の疾病治療は無料カードで最高レベルの270万円が付帯しています。珍しい補償額です。設定したカード会社の方が病気がちなのでしょうか(笑)。
病気がちの学生なら持っておいて損はないでしょう。
9位 ANAJCBカード(学生)
ANA JCBカード(学生)の基本情報 | |
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選べるカードブランド | JCB |
年会費 | 在学中に限り無料 |
発行日数 | 2週間程度 |
マイル還元率 | 2.0%(ANAマイルを2円と仮定) |
海外旅行でANAマイルを効率よく貯めたいという学生さんには、このANAJCBカードがぴったりです。
1000円利用に対して、ANAマイルが10マイル貯まります。学生特典でこのマイルの高還元率と、年会費無料を実現しています。卒業後は年会費も高くなりますし、還元率も悪くなります。学生のうちにたくさんマイルを貯めるなら確実におすすめの一枚です。
旅行保険は最高補償額が1,000万円が自動付帯で付帯しています。しかし、病気や怪我の際には保険が一切適用されないので、保険の面で見るなら他のカードをおすすめします。
クレジットカード旅行保険の豆知識
ちなみに傷害治療や、疾病治療の保険はカードを複数持っていることで補償額が加算されます。
重度の怪我をした際は、医療費が大変なことになる恐れがあります。
→→<参考>海外での医療費は想像以上!クレカの海外旅行保険がおすすめ
しかし、傷害死亡・後遺障害保険は複数枚持っていても合算できないので注意してください。
保険をしっかり充実させたいと思っている方は、無料カードの複数枚持ちをしてみてはいかがですか。合算例は次の章で紹介します!
楽天カードとセゾンブルー・アメックスを持っている場合の合算例
海外旅行が多いので、保険が充実している楽天カードと、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードを作りました。2つの保険を合算するとどうなるのか教えてください!
楽天カード | セゾンブルー | 合算した場合 | |
---|---|---|---|
死亡・後遺障害 | 2,000万円 | 3,000万円 | 3,000万円 |
疾病補償 | 200万円 | 300万円 | 500万円 |
傷害補償 | 200万円 | 300万円 | 500万円 |
携行品損害 | 20万円 | 30万円 | 50万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | 3,000万円 | 5,000万円 |
死亡・後遺障害の保険は最大のものが適用されます。ここは合算ではありません。他の項目に関してはすべて合算されるので、ゴールドカード並の補償内容になります。
どちらも学生なら無料で持てるクレジットカードなのに、補償はゴールドカード!ぜひカードの複数持ちをおすすめします。
海外旅行には海外旅行用のクレジットカードを持っていくべし!
クレジットカードには、保険、現金所持のリスク減らし、様々なサポート、デポジットとしての役割など多くのメリットがあります。絶対にクレジットカードは持っていくべきでしょう。
ランキングで紹介したようなカードはおすすめ出来ます!海外用に新しくカードを作るのは更におすすめです。
また、最後に紹介したように、カードを複数枚持って行くというのも手です。その時は異なるカード会社のカードを選ぶようにすれば使えないという心配を減らすことができるでしょう。