学生の皆さん、ゆうちょ銀行は使っていますか?
ご両親が開設した口座をそのまま使っている、という場合にはゆうちょ銀行を使っている学生さんも多いでしょう。
それでは、ゆうちょ銀行が発行しているクレジットカードがあることをご存知ですか?
この記事では、ゆうちょ銀行が発行するJP BANKカードのうち、学生におすすめなカード2種類を徹底比較して紹介します。
ゆうちょ銀行が発行するJP BANK VISAカードとは?
ゆうちょ銀行が発行しているJP BANKカードについて、まずはその基本情報を紹介していきます。
4種類から選べる!
JP BANK VISAカードには4種類のクレジットカードが含まれています。
- JP BANK VISAカード ALente
- JP BANK JCB カード EXTAGE
- JP BANK カード ゴールド
- JP BANK カード(一般カード)
このうち、JP BANK VISAカード ALenteとJP BANK JCB カード EXTAGEは29歳以下の若者専用カード。ゴールドは申込みが25歳以上、そして一般カードは前者2つと比べてお得ではないため、前者の若者向けカード2つを紹介していきます。
若者向けカードもある!年会費は?ポイント還元率は?
ここからは、若年層向けである「ALente」と「EXTAGE」について書いていきます。
どちらも根本的には似たカードなのですが、一部の点で異なる点があるため、詳しく比較していきましょう。
JP BANK VISAカード ALente
JP BANK VISAカード ALente(アレンテ)は、その名の通りVISAカードです。
年会費は初年度無料かつ2年目以降も1年に1度以上の利用があれば無料になるため、実質年会費無料。
貯まるポイントはJPバンクカードポイント。1000円で1ポイント、1ポイント5円分で使えるため、ポイント還元率は基本的に0.5%となっています。
また、新規入会から3か月間はJPバンクカードポイントショッピング1,000円につき3ポイント貯まり、還元率は1.5%!大変お得ですね。
さらに、海外で利用した場合や、ファミリーマート、イオン、ガストなどの提携店での利用でも3倍になるのでお得にカードにポイントを貯めることができます。
付帯してくる電子マネーはiDで、もちろんApplePayでも利用可能ですよ。
JP BANK JCBカード EXTAGE
JP BANK JCBカード EXTAGE(エクステージ)は、その名の通りJCBカード。
新規加入後5年間は年会費無料となっています。
「EXTAGE」を使用した場合、JCBの共通ポイントである、Oki Dokiポイントが1,000円につき1ポイント貯まります。
こちらも10 Oki Dokiポイントで5円の商品と交換ができるため、基本還元率は0.5%となっています。
また、3ヶ月間のポイント3倍サービスも同様に付帯。
さらに、4ヶ月目~12ヶ月目はポイントが1.5倍となり、それ以降も年間利用額が20万円を超えていればポイントが1.5倍。
また、海外ではポイントが2倍貯まります。
こちらに付帯してくる電子マネーはQUICPayで、こちらももちろんApplePayでも使用可能。
ゆうちょのJP BANK VISAカードは学生でも申し込める!
JP BANKカードの基本情報について紹介してきましたが、やはりここで気になるのが審査ですよね。
審査は通りやすい
「学生の場合審査は通りにくいのではないか?」と考える学生さんが多いですが、答えは、むしろその逆なのです。
学生の場合、クレジットカードの申込みに際して社会人ほど厳しい審査はなく、たいていの方は審査に通ります。
ましてや、JP BANK VISAカード ALenteやJP BANK JCB カード EXTAGEは若者向けのカード。カード発行元からしても学生は将来有望な顧客なので、多重申し込みなど、よほどのことがない限り審査に落ちるということはないでしょう。
アルバイトなどの収入の有無はカードの発行にほとんど影響はありませんので安心してください。
20歳以下の場合は親権者の同意があれば発行可能です。
ゆうちょのクレジットカード、学生向けのメリットは?
若者向けクレジットカードであるJP BANK VISAカード ALente・JP BANK JCB カード EXTAGEですが、学生向けにはどんなメリットがあるのでしょうか。
キャッシュカード一体型で使いやすい
このカードのメリットはなんと言ってもキャッシュカードと一体型となっているところです。
ゆうちょ銀行がカードを発行しているので、カードを発行した際に、同時にキャッシュカード機能もついてきます。
大事なカードを2枚持ち歩かず、1枚にしておけるのは安心しますね。
海外旅行傷害保険が付帯!
ALenteもEXTAGEも、最大2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯してきます。
利用付帯なため、このカードで旅行代金を支払う必要がありますが、海外旅行もこれならば安心ですね。
ゆうちょのクレジットカードにはデメリットも
ここまでJP BANKカードのメリットを紹介してきましたが、いくつかデメリットもあります。
ポイントがマイナー
ALenteに限りますが、貯まるポイントがJP BANK カードポイントという非常にマイナーなポイントです。
交換先はTポイントやANAマイル、楽天スーパーポイントなどが含まれますが、学生がよく使うであろうAmazonギフト券には交換できません。
交換先も他のカードと比べるとあまり多くなく、そもそも貯まる割合も高くありません。
ポイントを重視したい場合にはこのカードは選択肢から外れるでしょう。
申し込みがインターネットでは完結しない
クレジットカードの中にはインターネットのみで手続きを行ってくれるカードもあるのですが、このカードを作成する場合、本人確認書類のコピーと学生証のコピーが必要になり、申込みがインターネットでは完結しません。
「書面手続きや窓口での申込みが面倒だ」という人には向いていないかもしれません。
EXTAGEは5年目以降、年会費がかかる
ALenteならば実質年会費無料ですが、EXTAGEは5年目以降1,350円(税抜)の年会費がかかってしまいます。
ならば5年以内に解約すればいい…と思う方もいらっしゃるでしょうが、そうすると解約手数料が2,000円かかってしまうのです。
他のカードと比べて特段メリットが充実しているわけでもないので、もしも申し込むのであればALenteをおすすめします。
ゆうちょ銀行がメインバンクの方にはおすすめ?
以上、ゆうちょ銀行が発行する若者向けクレジットカード、JP BANK VISAカード ALenteとJP BANK JCB カード EXTAGEについて紹介してきました。
ゆうちょ銀行をすでに利用の学生さんならば、手続きも簡単にカードを発行することができます。
そのため、ゆうちょ銀行の口座をすでに持っている方であれば、このカードも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。