クレジットカードの必要性を感じなくなった、カードをたくさん作りすぎたので断捨離したい。などクレジットカードを解約したくなるときはありますよね。
今回は、クレジットカードを解約するにあたって、どんな注意点があるのか、どのタイミングですればいいのか、などを解説します!
解約って簡単にできるの?
結果から言って、すごく簡単にできます。
カード解約になれていない方にとっては、解約ってすごいハードル高い作業のように思われるかもしれませんが、やってみるとものの数分で終わってしまう作業です。
クレジットカードを解約するためには、カードの裏面に記載されている電話番号に電話して、「カードを解約したい」と伝えるだけ。それで終わりです!
ごくごく簡単に解約できます。また、クレジットカードの中には、楽天カードなどのように、解約の手続きを電話オペレーターとのやり取りではなく、自動音声応答サービスで行えるクレジットカードすら存在します。
この場合にはプッシュボタンを押すだけで、さらに簡単に解約ができるので、オペレーターに解約の意向を伝えるのはちょっと苦手という方には向いていると思います。
また、たまに解約する理由を電話で尋ねられることもありますが、アンケートのようなもので、どのような返答でも問題にはならなく、数分以内に解約の手続きが完了します。
退会のおすすめのタイミングは
年会費無料のカードの場合、おすすめのタイミングは特にありません。強いて言うならポイントを使い切った時などが、解約するタイミングですね
年会費有料カードの退会のおすすめタイミングは、年会費が発生する少し前です。
初年度年会費無料というカードなら、カード加入から1年経つと次年度の年会費が発生してしまいます。1年経つ前、つまり10~11ヶ月目くらいでやめるのがベストです。
しかし入会から退会までが短すぎると、クレヒス上よくありません。無料カードなら、少し時間をおいてから退会しましょう。
解約前に注意すべきポイントは?
解約をするにあたって、注意点は五つあります。
- 未払いの残高に注意
- 申込直後の退会は避ける
- 残っているポイントには注意
- ETCカードが使えなくなる
- 公共料金の引き落としに注意
一つ一つ解説していきます!
未払いの残高に注意
まず1つ目に、リボ払いの残高、キャッシングの残高に気を付けることです。
カードを解約してしまうと、解約時に残っている残債の返済を求められてしまうのが普通なので、手元に充分なお金がない場合は、リボ払いやキャッシングの返済が済んでから解約をした方が無難です。
申込直後の退会は避ける
2つ目に、カード加入直後の解約は避けることです。特に入会して半年以内や、特典を貰ってすぐの解約は避けましょう。なぜなら、クレジット会社からの心象を著しく悪化させてしまう可能性があるためです。
私たちはカードを無料で貰っていても、クレジットカード会社はカードを発行するのにお金をかけています。下手すると、そのクレジットカード会社が発行しているその他のカードを数年間作れなくなってしまいます。
残っているポイントには注意
3つ目に、解約前には貯まったポイントを使い終わることです。
カードを解約すると、カード利用で貯まったポイントも無価値になるのは当たり前ですね。これが100円分未満の少ないポイントであれば問題は大きくありませんが、1000円分以上のポイントが貯まっているのでしたら、貯まったポイントを全て使った上で解約した方が損をしません。
ETCカードやQUICPayが使えなくなる
4つ目が家族カードやETCカードが使えなくなる事です。親となるクレジットカードを解約してしまえば、そこに繋がっているETCカードも利用不可能になります。
運転でETCカードを利用している方は、そのまま忘れてETCゲートをぶち破ってしてしまう危険性もありますので、きちんと確認しましょう。また、IDやQUICPayなどのクレジットカードに連動している電子マネーも使えなくなるので気を付けてください。
公共料金の引き落としに注意
5つ目は、公共料金などの引き落としに注意することです。公共料金や電話料金の引き落としをカードで行っていた場合には、解約の前に他のクレジットカードに変更しておく必要があります。
電気代・ガス代はもちろんですが、携帯電話料金の支払いを延滞してしまうのもありがちなので注意してください。
解約のデメリット
解約をすることによるデメリットを二つ紹介します。
カードブランドによって利用できる店舗が減る
まず、残ったカードのブランドにより、カードを使える店が減る可能性があります。
解約する場合は、手元に残っているカードがどのブランドのものか確認しましょう。VISAかMasterCardは海外に行くときに便利なのでどちらか一枚は残しましょう。
解約しすぎも逆効果
2つ目は、解約しすぎることによって、信用情報に悪く記入されることがあることです。短期解約者のイメージがつく可能性があります。
→→入会キャンペーン狙いっていいの?すぐに解約すべきでない理由を紹介
また、アメリカンエキスプレスの場合、一度解約すると、再入会まで1年間以上期間を開けないと申し込みができなくなっています。
カードの解約の注意点を理解しよう
いかがでしたか?
クレジットカードの解約のメリットやデメリットについて理解できたと思います。解約をすることによって発生するデメリットは少ないが、いろいろ注意することがありますね。
タイミングもしっかり見計らって解約するようにしましょう。