皆さんはイニシャルカードをご存知ですか?
三菱UFJ銀行と関係が深いイニシャルカードについてご紹介していきます。
この記事を参考にすればイニシャルカードについて深く知ることができ、あなたが適しているかどうかを判断することができます。
この記事ではイニシャルカードをおすすめする理由や、デメリット、審査について解説していきます。
イニシャルカードはこんな学生におすすめ!
まず、カードを紹介する前に、どんな学生がお得に使えるカードなのかを紹介します。
- 他のクレジットカード審査に落ちた学生
- 海外旅行保険が充実しているカードを探している学生
- 今すぐクレジットカードを作りたい学生
- ゴールドカードを持ちたいと考えている学生
イニシャルカードの特徴をまとめると、「審査に通りやすく、旅行保険が充実していて卒業時にゴールドカードに自動移行されるカード」ということができます。
しかし残念ながら、ポイント還元率も低く、旅行保険に対するハードルも高い(後述します)ので、学生が持つにはあまりおすすめできません。最後に、学生におすすめのカードを紹介しています。
イニシャルカードの基本情報
イニシャルカードの基本情報 | |
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年会費 | 1,250円(在学中は無料) |
ポイント還元率 | 0.4%~ |
海外旅行保険 | 最高2,000万円が自動付帯 |
発行速度 | 最短翌営業日発行 |
学生でも発行出来るイニシャルカードの基本情報に関して詳しく解説していきます。
在学中は年会費が無料
年会費は学生であれば在学中は無料になります。
また卒業後も年間で20万円以上の利用をすることで年会費を無料にすることができます。
それ以外は年会費が1,250円+税がかかってしまうことになります。
還元率はあまり高くない
そして気になる還元率は0.4%前後となっており、正直に言うとクレジットカードの中では決して高い数値ではないです。
もし還元率を気にするなら、こちらの12枚の高還元率カードを比較したまとめ記事を参考にしてみてください。
入会3ヶ月はポイント3倍の1.5%
イニシャルカードに入会してから3ヶ月間は、いつどこでイニシャルカードを利用したとしてもポイントが通常の3倍付与されます。
ポイントが通常の3倍付与される期間に、高額な買い物を利用すればよりお得になりますね。
自動付帯で充実の海外旅行保険
イニシャルカードは海外旅行の保険も充実しています。補償される内容と金額を下表に記述します。
死亡・後遺傷害 | 最高2,000万円 |
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賠償費用 | 最高2,000万円 |
損害治療 | 最高200万円 |
疾病治療 | 最高200万円 |
携帯品損害 | 最高20万円 |
年会費が実質無料のカードであるイニシャルカードは十分すぎるほどの充実度です。
しかも、これらの保険は自動付帯されるので、海外保険目的でカードを作ろうとしている学生にはおすすめです。
しかし、表の補償額が、次年度以降は年間で20万円以上の利用がないと最高100万円までの補償額に激減します。イニシャルカードは還元率が低く、メインカードとしては残念なので、年間に20万を使わないという学生は多いと思います。注意が必要です。
イニシャルカードは最短翌営業日で発行!
イニシャルカードは発行スピードも早いので、最短で申し込んだ翌営業日に発行手続きが完了します。
あくまで発行手続きが完了するだけなので、実際にイニシャルカードが届くのは1週間程度でしょう。
これでもすごい早い対応です、スムーズに手に入れることが可能となるでしょう。
卒業後はMUFGカードゴールドに移行できる!
イニシャルカードの強みとして、大学を卒業すると
まず三菱UFJ銀行でイニシャルカードの引き落としが発生するとシルバーステージにグレードアップします。
シルバーステージにグレードアップすると、三菱UFJ銀行ATMの時間外の手数料である108円が制限なしに無料になります。
さらに提携コンビニATMの手数料も、通常月2回だけ無料から制限なしに無料になります。
三菱UFJ銀行に口座を持っている方はお得です。
イニシャルカードの審査基準は?
公式HPよると、イニシャルカードの申し込み対象は以下のとおりです。
日本国内に在住している、18~29歳で電話連絡が可能な社会人または学生。
学生といっても高校生は対象外となっており、高校生以外の未成年である場合はご両親の同意が必要です。
学生でもイニシャルカードの審査に通るのか
簡潔に言うと学生は審査に通りやすいです。
学生は将来性のある顧客になので、学生としてクレジットカードを申し込むと審査基準が基本的に緩く設定されます。
さらに、もし学生がカードの決済額を払えなくなってしまっても、ご両親に請求すれば済んでしまう。また、学生の限度額がもともと低めという理由から学生の審査基準は緩くなっています。
イニシャルカードのデメリットとは?
これといった魅力が少ないイニシャルカードですが、デメリットが多いのであまり魅力的なカードには感じられませんでした。
デメリットをまとめてみましたので、紹介します。
通常のポイント還元率が低い
先程から、何度か解説していますが、通常のポイント還元率が低いです。
1.0%の高還元率カードが増えている中、最大0.5%の還元率では2倍ほど損をしているわけです。
学生がメインカードとして使うことはおすすめできません。
メインカードとして使わないと旅行保険が激減
充実している海外旅行保険ですが、年間20万円以上のカード利用がないと、補償額が激減します。
通常の年会費無料で、ポイント還元率が1.0%のカードよりもだいぶ低くなります。ポイント還元率は低いのに、メインカードとして使わなくてはいけないのです。
なんとも損をしている気持ちになりますよね。
ETCカードが有料
車に乗る学生は、ETCカードもクレジットカードと一緒に発行しますよね。
しかし、イニシャルカードの場合、ETCカードの発行手数料が1,080円かかります。年会費・発行手数料無料のJCB CARD Wなどがある中で、千円以上かかるのは納得できません。
学生の限度額は10万円
学生が気になる、クレジットカードの限度額。
イニシャルカードの場合は、学生の限度額が毎月10万円と決められています。毎月10万円以上使う人はなかなかいませんが、旅行に行った際はチケットやホテル代で10万円を超えてしまいますよね。
もう一枚クレジットカードを作っておくのが良いでしょう。
学生はイニシャルカードだけでなくもっとお得なカードがある!
イニシャルカードは学生にとって審査が通りやすく、海外旅行保険が充実、発行スピードが早かったりとさまざまな魅力的な部分があることがわかりました。
メインカードとして利用すれば、自動付帯で旅行保険がゴールドカード並のクレジットカードになりますが、なんともキツイですよね。
学生におすすめのカードをまとめてみます。
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- Suicaチャージで1.5%還元!Suicaで買い物する学生ならカード界最高還元率に!
- 貯まったポイントはすべてSuicaにチャージ可能!
- 年会費無料なのに通常還元率も1.0%でお得!
- 電車に乗る学生はけっこう持ってます!
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おすすめポイント
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