大学とカード会社が提携して発行する「学生カード」を知っていますか?私立大学のいくつかは導入していることが多いのです。その発行についてや、使い方まで実際にそのカードを所持している学生の口コミ・体験談を紹介したいと思います。
今回実際にインタビューをおこなったのは中央大学3年生のYさんです!中央大学の大学カードである中大CO-OPカードについて語ってくれました。
インタビューした大学3年生Yさんはこんな人
多摩の大学に通う20歳の学生で、現在3年生です。神奈川県の中央の地域に住んでおり、実家暮らしです。大学は家から電車で約1時間の場所にあり、現在は週に3日大学に通っています。
飲食店でアルバイトをしており、平均して月に8万円ほどの給料を得ています。クレジットカードは2枚所持しており、どちらも使っていますが使用頻度の割合的には7:3ほどです。クレジットカードは主にスマートフォンアプリなどの課金や、通販など、現金での支払いが面倒な場面で使用しています。
中大CO-OPカードってどんなカード?
2枚のカードのうち多く使っているのが「中大CO-OPカード」です。
こちらのカードはオリコカードと中央大学生活協同組合が提携して発行しているカードです。いわゆる「学生カード」と呼ばれるもので、私の入学年度(2016年度)から発行が開始されました。
生協の組合員証とオリコのクレジットカードが一体となっているもので、電子マネーのiDとQUICPayも搭載しています。
年会費は?
中大CO-OPカードの年会費は、在学中なら無料です。大学を卒業してからもカードを持ち続けることは可能ですが、年会費は1,350円かかります。
しかし、年に1度の利用でその年会費が無料になるので、卒業後も持ち続けて損はなさそうです。
カードブランドは?
選択できるカードブランドは、MasterCardのみです。MasterCardは世界で2番目に多く使われているブランドなので、日本はもちろん世界中で利用できます。
ポイント還元率は
もちろん通常のクレジットカードと同じくポイントの還元も得られます。1,000円使うごとにスマイルという謎ポイントが1ポイントもらえます。
スマイルは大体オリコポイントに交換してから使う学生が多いようです。1ポイント5円の価値があるので、還元率は0.5%です。
ポイント還元率で見るならもっといいカードがたくさんあります。ポイントが2倍貯まるカードを紹介しますよ。
→【2019】学生はポイント還元率で選べ!!おすすめクレジットカード比較ランキング
海外旅行保険は?
旅行大好きな学生が嬉しい海外旅行保険が充実しています!海外旅行なら、カードで旅行代金を支払わなくても保険が適用される「自動付帯」です。
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
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傷害治療費用 | 最高200万円 |
携行品損害 | 最高20万円 |
ショッピング保険 | 年間100万円 |
保険の補償内容も、年会費無料カードとしてはトップレベルの数値です。旅行に持っていくならこの中大CO-OPカードはおすすめです。
参考:【大学生必見】海外旅行におすすめのクレジットカードランキング!保険も徹底比較!
中大CO-OPカードを作ったきっかけは?
私がカードを作ったのは入学の時です。入学後の手続きで中央大学の生協に加入する際に、組合員証の案内としてこのカードを紹介されました。
組合員証はこのオリコカードでも、通常の組合員証にしてもどちらでもよかったのですが、親からカードを持っておいたほうが便利だと勧められたのでこのカードを作ることにしました。
申し込んでから中大CO-OPカードが届くまでの流れ
申し込みは入学後の生協加入の手続きと同時に行いました。特別な申し込みなどは必要なく、ただ組合員証をクレジットカードにするか通常の組合員証にするかを選ぶだけでした。申し込み手続きも中央大学内の生協で行いました。
申し込みに必要なものは?
申し込みの時は、保険証を見せたような気がします。うろ覚えで申し訳ないですが。あとは、キャッシュカードを見せて、番号を書き写してということをしましたね。
審査はどうだった?
そのような単純な手続きだったので審査等があったかどうかは分かりませんが、基本的に全ての在学生が作成できるカードなので、当時アルバイトをしていなくても作ることができましたし、在籍確認の電話がかかってくることもありませんでした。
生協の加入とクレジットカードの申し込みをしたのが4月頃で、届いたのは5月頃でした。カードが届くまでは仮の生協組合員証が配られました。
中大CO-OPカード使ってみてわかったメリット
実際に2年間カードを利用してみて、よかった点をまとめてみました。
組合証として使えること
また組合員証としても機能するので、教科書購入など様々な手続きの際に利用できるのが嬉しいです。まだ活用していませんが、このカードを持っていれば運転免許や留学等のローン手数料の金利が低利率となるようなので、今後免許を取得する際に活用しようと思います。
あと、生協で運転免許のクレジット一括払いが出来るのがこのカードだけらしいです。20万円を超える買い物なので、カードで払ってポイントを貯めたいですよね。
無料のカードであること
メリットとしては、まずは年会費が無料であることです。在学中は年会費が無料です。学生にとってはカードの年会費だけでも多い出費となるので、無料なのは嬉しい点です。
また発行の際も生協の加入費のみで発行手数料もかかりませんでした。もう一枚のクレジットカードを作成して実感しましたが、審査もなく発行手数料も年会費もかからないクレジットカードはなかなかないと思うので、入学時に作っておいてよかったなと思いました。
海外旅行保険がついていること
まだ大学に入って1度しか海外には行ったことありませんが、保険がついているのは心強いですね。
一緒に行った友達はカードを持っていなかったので、自分でネットで保険に入っていました。それを考えても勝手にタダで保険に入ってくれる中大CO-OPカードは良いと思いました。
中大CO-OPカードのデメリットは?
中大CO-OPカードはけっこういいカードなのですが、私が感じているデメリットを挙げてみます。中大生なら結構共感してくれるあるあるネタです。
カードに中央大学と書かれていて恥ずかしい
デメリットでまず挙げたいのがカードのデザインです。カードの表面には中央大学のシンボルの白門と、「CHUO UNIVERSITY」という大きな文字が施されています。
このようなデザインだとカードを利用する際に一発で大学名がバレてしまうので、通販などの場合はいいですが、店舗でのショッピングでカードを出す際には恥ずかしさを感じます。組合員証として機能するためには仕方がないのかなとは思いますが、もう少し外で利用しやすいデザインにしてくれればよかったのにと思います。
ポイント還元率が低い
もう一つのデメリットとしては、大学カードは大学への支援金を得るために作られたものなので、ポイント還元率が低くなっていることです。
ポイント還元率は0.5%です。あまりポイントを利用しようと思ったことはありませんが、他のオリコカードはもっとポイント還元率が良いので、せっかくなら同じオリコカードでも還元率が高いカードにしたほうが良かったなと思いました。
中大CO-OPカードは作りやすくお得!
以上、中央大学の学生カードを紹介しましたが、けっこういいカードでした。
組合証として使えるというのは便利ですよね。海外旅行保険も自動付帯しているので、とりあえず持っておくというのがおすすめです。なぜならポイント還元率が低いので、普段の買い物は他のいもっといいカードでするのが良いでしょう。
中大生におすすめのもっとお得なクレジットカード!
最後にゼミ長が、同じ年会費でもポイントが2倍以上貯まるカードで、海外旅行がついているカードや、中大生におすすめのクレジットカードを紹介しておきます。
楽天カード
学生人気1番のこのカード。日本で1番の発行枚数を誇り、顧客満足度も10年連続でNO.1などすんごいカードです。
年会費はずっと無料で、旅行保険もついているし、ポイントも中大CO-OPカードの2倍貯まる!
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