皆さんはクレジットカードの利用明細を毎月確認していますか?月一で確認する人もいれば、一度も確認したことはないという人もいると思います。
30代男性、年収500~800万円で貯金が100万円以下の方200人にアンケートを取ったところ、59%がクレジットカード利用詳細は見ないという衝撃のデータが出ました。
この記事を読めば、以下のような疑問が解消できます!
- クレジットカード明細は果たして確認する必要があるの?
- 確認するならどこを見ればいいの?
- そもそもどうやって確認すればいいの?
さっそく解説していきます!
まず、クレジットカードの明細とは?
クレジットカードの明細書(請求書)は、カードで買い物をした代金・場所・時間を一覧にして、ひと目で確認できるようまとめた表です。カードで支払ったものであれば、わかりやすくまとめてくれるため、ある程度家計簿のような役割も果たしてくれます。
例として、締め日が毎月26日のカードでしたら、先月末からの利用代金約一ヶ月分を締め日までに利用明細として出してくれます。この明細は、確定申告などでも利用できる正式な書類扱いのため、丁重に保管することをおすすめします。
一般的に、発行後約半月経った頃にカード代金の引き落としがあります。
明細をきちんと確認して記憶にない買い物履歴がある場合などにカード会社に確認することができ、毎月のチェックすることはカード詐欺や不正利用の早期発見に繋がります。
最近はネットの上で随時更新されるWEB利用明細が主流になりつつあるため、おかしな支払い履歴があったら、いち早く発見することができ、さらなる不正利用の防止に繋がります。
アプリやネットで簡単に確認!
最近のクレジットカードのほとんどはWEB利用明細を導入しています。
ものによっては、紙の発行にお金がかかったり、そもそも発行してくれなかったりする会社も増え、ネットの上で毎月のカード利用を確認することが多くのカードユーザーにとって当たり前の事になっています。
また、アプリ上での確認を導入したカードも登場し、スマホで確認することが一層便利になりました。
オートログイン機能がついてたり、様々なコンテンツが充実していたりと、カード会社によってそれぞれ違いますが、アプリがある場合は、アプリでの確認が一番ラクですよ!紙を発行する手間や、実際に届くまで利用を確認できないことを考えると、ネットの上やアプリで確認する方がずっと簡単ですね!
明細を確認するメリットは不正利用が自己負担?
クレジットカードの不正利用なんてよっぽどのことがなければ起きない、と思って確認しない人も多いことでしょう。あるいは、不正利用された場合でも補償がつくから大丈夫と油断しているケースも…
しかしご存知でしょうか?
不正利用された場合、いち早く見つけて申請しないと、不正利用分が自己負担になってしまう場合もあるのです。
一般的には不正利用されてから2ヶ月の間のみが補償対象期間のため、その間に不正利用を見つける必要があります。
そのために最低でも45日に一回はカード利用をチェックする必要あります。
万一発見できなかった場合は、ズルズルと不正利用を続けられる危険性もあるため、やはり最低でも月一のチェックは欠かさないのが一番ですね。
利用明細を確認するならここを見ろ!
せっかくクレジットカードの利用詳細を確認するならば、見落としてはならないポイントがいくつかあります!
①利用履歴に間違いがないか
カード控えと金額があっているか、請求漏れなどがないか、の確認をすると安心です。
カード控えなどは普段とっておかずに捨ててしまう人がほとんどだと思います。取っておいてるのであれば、こういう確認に使えますし、何かあったときの証明にもなりますが、莫大な量になってしまって大変ですよね!
明らかにおかしな支払いがある場合だけでも発見できるよう、利用履歴は一つ一つチェックしていきましょう。
また、請求漏れがある場合、実際に請求されなかったわけではなく、勝手にリボ払いになっているケースがあったりします。その場合手数料がかかってしまうことがあるので、請求される前に気づく必要があります。
ゼミ長の友人も、月末にファミレスで数万円引き落とされていて、絶対おかしいとレシートを確認したら、お店が1桁間違えて引き落とししていたらしいのです。
こんな恐ろしいことはめったに起こらないです。それでも万が一のためにレシート・明細を月末までとっておくのがベストです。
②支払い方法に間違いがないか
一括払いしたはずだけど分割払いやリボ払いになっているケースや、カード会社のキャンペーンへの参加で自動リボ払いなどになっているケース、カードがそもそもリボ払い専用カードだった!などといったケースがあります。
知らぬ間にリボ払いの手数料を取られていたら、たまったもんじゃありません。
利用明細の確認ですぐに分かるので、確認する際にはチェックしておきましょう!
明細を確認したら、リボ払い手数料が請求してあって、すぐに設定を変えていました。
明細に見知らぬ名前があっても焦らずに!
先程、恐ろしい不正利用についてお話しましたが、いざ利用明細を確認したら、よくわからないところからの請求がたくさんある!とびっくりすることもあると思います。
しかし、見知らぬ請求先だと思っていても、実際は利用したショップの本社名で引き落とされるなどのパターンもあるため、見覚えのない請求先を見つけたからといって焦らないようにしましょう!
利用履歴をじっくり思い出して、明らかにおかしなものがないかチェックしましょう!
見知らぬ名前があれば検索してみるのも手ですよ。
万が一不正利用された場合、カード会社に盗難保険の請求しましょう。2ヶ月以内に発見した場合は不正利用分の額がきちんと戻ってきます!焦らずに対応しましょう!
学生は利用明細で安心クレジット生活!
カード明細を確認することは、不正利用の防止だけではなく、間違ってリボ払いや分割払いをしているケースを発見することも出来ます。
また、毎月の支出を記録してくれる家計簿的役割も果たしてくれるため、使いすぎがないかもチェックできて、メリットがたくさんあります。
最後のまとめ
Q1.カードの明細は確認すべき?
A.不正利用は2ヶ月以内に発見しないと、自己負担になってしまうので確認すべき!
Q2.明細はどこを確認すればいい?
A.利用履歴が正しいか、支払い方法が正しいか
Q3.どうやって確認するの?
A.今はWEB明細が主流なので、会員サイトかアプリで確認できる!
明細は毎月確認することを習慣にしましょう!