大学生になってクレジットカードを初めて作る方は多いですよね。
しかしなんだかんだクレジットカードを持っていなくてもやっていけそうだし、いざ作るとなるとめんどくさそう、などと踏みとどまっていませんか?実はクレジットカード発行はとても簡単なのです。是非迷っている暇があったら作って、クレカゼミ生の一員になりましょう!
今回はクレジットカードの作り方について、ゼミ長がイチから丁寧にお教えします。また、クレカゼミのゼミ生が新たにクレジットカードを新たに発行したので、そのときの様子も一緒にお伝えします。
申し込みはネットからがオススメ
クレジットカードを申し込む方法はネット・郵送・店頭三種類あります。
郵送の場合は、カード会社や駅などにカードの申し込み用紙が置いてありますので、それに必要事項を記載して、必要書類と共にカード会社に郵送することで、数日後にカードが届くものです。
郵送の場合はカード申し込みでポイントがもらえるというキャンペーン類には参加できない事が多いです。しかも郵送の手間もかかるので、あまりオススメできません。
店頭で申し込む場合は、カード会社に出向くか、街中やデパートの中でカードのブースが出ている所を探しましょう。係の方が書類の書き方等を教えてくれますし、カードもその場で受け取れる場合があります。
最後のネットで申し込む方法については学生の利用頻度が一番高いので、あとで流れに沿って解説します。
必要な書類は
クレジットカードを作る上で用意すべき書類がいくつかあります。
めんどくさいですがこれらだけは用意してください!
本人確認書類
本人の確認書類とは以下のものが用いられます。
- 免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 住民票の写し
以上の書類なら1つでもあれば問題ありません。
しかし書類に書かれている住所が現在住んでいる場所と違う場合は、追加で公共料金の領収書を提出する事が求められます。
免許証の何が聞かれるの?
大学生なら、本人確認書類に免許証を用いることが多いと思います。
コピーは必要ありませんが、登録番号の「第~~号」の数字を書きます。わからない学生さんは下のいらすとやを参考にしてください。
学生証
学生専用クレジットカードを発行したい場合には、学生証の情報が必要です。
- 大学名
- 学年
- 学部
- 学生番号
- 卒業年度
以上のことが聞かれます。
代金引き落とし口座
実際にカード代金の引き落としを行う口座が必要です。
口座番号や、支店名などだけ控えておけばOKです。
親の承諾書
学生で未成年の方であればクレジットカードの申し込みに親の同意書が必要になります。
親権者に電話で同意を確認する場合もあるので、事前に親権者と連絡をとっておきましょう。
実際に学生がクレジットカードを申し込んでみた
今回はクレカゼミのゼミ生が、ビックカメラSuicaカードを実際に作ってみました。(ゼミ長が実際に持っているSuicaユーザーにおすすめカードです。)
サイトを参照しながら説明していきます。スマホやPCから欲しいカードを検索し、公式のホームページに入りましょう。
公式サイトでカード内容を吟味
公式サイトでカードの情報を見て本当にこのカードを作るべきか吟味するべきです。
しかし、最速で発行をしたい方なら迷わず申込みボタンを押しましょう。
申込み資格を満たしているかチェック
申込みボタンを押すと同意事項のページに移ります。反社会勢力ではありません、個人情報についての取扱いの約款に同意します、などの事項を確認されます。
ここでチェックしたいのは上部の「お申込資格」です。カードによっては申込み資格が30歳以上や、学生を除く等の項目がある場合があります。大学生はこのようなカードが申し込めないのでここで確認してください。
上の画像は、学生専用ライフカードの申込資格です。確認したら申込みボタンを押しましょう。
氏名や住所、世帯人数まで入力
次は必要事項を記入するページに移ります。入力する事項はビックカメラSuicaカードの場合、まず氏名、生年月日、アドレス、住所、世帯人数、世帯主、ローンの有無等。
家族の人数や、家の形態、ローンなどはクレジットカードの信用に関わる部分を判断する要素です。
後に待ち構える審査に関係する重要な部分ですので虚偽の記載をしないように気をつけましょう。
学生カードは在学大学、学部なども入力
次のページでは、学校名や学年、学部などが聞かれます。学生専用カードだと、学籍番号を聞く場合もあります。
また、親権者の連絡先や、生年月日を聞かれました。審査について親権者の確認が必要とされた場合は、電話がかかってきます。
本人の収入確認
続いて年収、住宅ローンの有無の設定などを記入します。年収はアルバイトをしている方ならその大体の金額を書いておきましょう。
ゼミ生はアルバイトで毎年100万稼いでいるということだったので、100万円と書きました。
ブランド選択にその他のオプション
最初に学生が作るべきカードブランドは「VISA」でしょう。海外旅行に持っていくことを考えると、世界中どこでも使えるVISAを選ぶべきです。たまに国内でも、JCB決済が出来ないがVISAならできるといった店があります。
→→参考:検索 ブランド クレジットカードのブランドって何が違う?おすすめの選び方とは?!
JCBのみボーナスポイント付帯!などと謳っているカードもありますが、VISAを選んでおくのが無難でしょう。
支払口座の設定
次のページで支払口座の設定をします。以下のような画面から、希望する銀行口座を選択していきます。
支払い口座の口座番号や支店番号などを記入します。
申し込み完了!
確認画面が出てくると申込み完了です。
簡単と謳っていましたが、意外と大変でした。時間としては20分くらいかかったでしょうか。
申し込み完了のメールが届く
申込の数分後、設定したメールアドレスにカード申し込み完了と連絡が来ます。
審査はこれからです。ここまでしてカードの審査に落ちることもあります。
審査の詳しいことは→→クレジットカードの審査とは?審査の流れ・概要を徹底解説!で紹介していますので参考にしてください。
クレジットカードが届いた際に確認すべきこと
カードが届いたら、すぐに買い物に行くのではなく、以下の点をチェックしましょう。
- カードの内容や、氏名が間違っていないかを確認する。
- カードに署名をする。
- カード会社の電話番号を携帯に登録しておく。
- 利用限度額を確認する。
カードの内容や、氏名を確認
カードが申し込んだ物と一致しているだろうか、特に氏名やそのローマ字が合っているかを確認しましょう。
一度でも間違ったまま利用してしまうと、取り消し作業がとても面倒になるので必ず確認してください。
カードに署名する
カードの裏面には自筆で署名する箇所があります。
ここのサインがないとカードが使えないお店が極稀にありますが、一番重要になるのは紛失や不正利用の保険の手続きの際です。サインがないと、保険が降りない場合もあります。消えないペンで書いてください。ちなみに日本語でも英語でも構いません。
利用限度額を確認
クレジットカードには限度額が設定されています。
実際に支払いに利用しようと思っても、限度額を超えてしまっているとクレジットカードが使えなくなってしまいますので、買い物に出る前に確認しておきましょう。
カード会社の電話番号を登録
万が一、カードを紛失・盗難された場合、もしくは何らかのトラブルに巻き込まれた場合はすぐにカード会社に連絡することになっています。
そんな状況に備えて携帯電話にカード会社の番号を登録しておきましょう。また、紛失・盗難の際、カード会社への報告が遅れると保険が下りない場合がありますので早めに連絡するようにしましょう。
学生が悩みやすい入力フォームのポイント解説
一人暮らししている学生が悩んでしまう記入事項があります。ここで解決しておきましょう。
住所
住民票を移している一人暮らしの方は、現住所を記入すれば良いですが、実家から住民票を移していないという方はどうすべきでしょうか。その場合も現在住んでいる住所を記載しましょう。
しかし現住所と証明書類の住所を一致させなくてはならないので、免許等に記載してある住所が現住所と違う場合には、他の書類を用意する必要があります。
何も本人確認書類を用意できない場合には公共料金の領収書を利用することができます。電気・水道・ガス料金などの領収書には名前や住所が記載してあり、本人確認書類として使うことができます。
世帯人数
これはどうでしょう。一人暮らしだけど住民票は地元から移していない。実家での同居家族を書くべきなのか。答えはイエスです。住民票を移している、いないに関係なく家族の人数を書いてください。
もし住民票を移していなかったら、実際の家族の人数を書きましょう。
世帯主
学生の一人暮らしでは世帯主はどうなるのでしょうか。これは住民票を移しているかによって変わります。もし住民票を地元から移していない場合は、世帯主はあなたの親(祖父母の場合も)になります。
住民票を移している場合には大学生であろうとあなたが世帯主になります。
大学生はクレジットカードを作ろう!
カードを作る流れを丁寧に説明しました。意外と簡単ですよね。
学生のうちからクレジットカードを持っておくメリットはとても多いので、ぜひクレジットカードを作ってみましょう!