JCB CARD WとJCB一般カードはJCBブランドを代表するカードとして有名ですが、実際はどちらのカードのほうがメリットが多く便利なのでしょうか。
今回は両カードを徹底的に比較し、どちらがおすすめなのかをはっきりさせていきます。
この記事を読んでどちらに申し込むか迷っていた方は決着を付けちゃってください!
JCB CARD WとJCB一般カードの基本情報を比較
まずは基本的な情報を比較するために表にまとめておきます。
この後比較したい情報があった場合はこちらで全体をご確認ください。
JCB CARD W | JCB一般カード | |
---|---|---|
券面 | ||
年会費 | 無料 | 1,250円(税抜) |
申込資格 | 18歳〜39歳の方(高校生不可) | 18歳以上の方(高校生不可) |
還元率 | 1.0% | 0.5% |
国際ブランド | JCB | JCB |
保険 | 旅行保険(海外最大2,000万円) | 旅行保険(国内最大3,000万円、 海外最大3,000万円) |
JCB CARD WとJCB一般カードの年会費を比較
JCB CARD W | JCB一般カード | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 1,250円(税抜) |
JCB CARD Wは家族カードも含めて年会費が無料なのに対して、JCB一般カードはネット入会で初年度無料ですが、通常の年会費は1,250円(家族カードは400円)がかかります。
My Jチェックに登録して、年間50万円以上利用すればJCB一般カードの方も年会費が無料になります。
ですが、JCB一般カードをメインカードとして利用しない場合は年間50万円の利用はハードルが高くなるので年会費の面ではJCB CARD W方がおすすめです
JCB CARD WとJCB一般カードの申込資格を比較
JCB CARD W | JCB一般カード | |
---|---|---|
申込資格 | 18歳〜39歳(高校生不可) | 18歳以上(高校生不可) |
どちらも18歳以上というのは共通しているのですが、JCB CARD Wの申込資格は18歳〜39歳の方なので、40歳以上の方は申込不可となります。
一方JCB一般カードの方は18歳以上で上限がないためいくつになっても申し込むことが可能です。
申込枠が広いことを考えればJCB一般カードのほうが申し込みやすいと考えられます。
JCB CARD WとJCB一般カードのポイントを比較
クレジットカードのお得な点であるポイント制度に関して解説していきます。
JCB CARD Wの還元率はJCB一般カードの2倍
ポイントはどちらもOki Dokiポイントが貯まるのですが、還元率を比べるとJCB CARD Wの方はJCB一般カードの2倍なので圧倒的にお得です。
どちらも有効期限は2年間ですが、2倍のペースでポイントが貯められると考えれば、JCB CARD Wがおすすめなことは明白です。
ただし、JCB一般カードをメインカードとして利用し、なおかつ多額の利用をする場合はJCB一般カードのほうがポイントを獲得できる可能性があります。
JCB一般カードには「JCB STAR MEMBERS」というプログラムがあり、年間の利用金額に応じて次年度の還元率が最大1.5倍になるため、クレジット決済が多い方にはおすすめできます。ですが、1.5倍を目指すには年間利用額が100万円を超えないといけないのでハードルは高いです。
豊富なポイント交換先
ポイント交換先は以下のようなものがあります。
- JCBギフトカード( 1,050pt→5,000円分)
- ANAマイレージクラブ(1pt → 3マイル)
- Amazonパートナーポイントプログラム(1pt → 3.5円分)
- 東京ディズニーリゾート®・パークチケット(3,200pt→2枚)
その他にもOki Dokiポイントを各社のポイントに交換することができます。
ポイント名 | 以降レート |
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nanacoポイント | Oki Dokiポイント1ポイントあたり5nanacoポイント |
dポイント | Oki Dokiポイント1ポイントをdポイント4ポイント |
楽天Edy | Oki Dokiポイント1ポイントをEdy3円分 |
上記のようなポイントへ移行することができ、移行先も載せきれないほど多いのでとてもお得です。
もっと詳しく知りたいという方はこちらを御覧ください。
▶▶参考:JCBカードのOki Dokiポイント!お得なおすすめ交換先は?学生向けに解説
JCB CARD WとJCB一般カードの保険を比較
年会費無料でも最近では保険が付帯しているものが多いため、こちらも気になるところですね。
JCB CARD Wは海外旅行損害保険が最大2,000万円負担してくれるので、海外での不意な事故も心配することなく対応することができます。
しかし、国内では保険が適用されないので何か別の保険に入るなり何か対策が必要ですね。
JCB一般カードは国内海外問わず旅行損害保険が最大3,000万円まで利用できます。
JCB CARD Wに比べるとJCB一般カードは1,000万円も負担額が多いのでおすすめですが、年会費がかかっているのであたりまえといえばあたりまえです。裏を返せば年会費を払わなくてもJCB CARD Wであれば2,000万円まで損害を負担してくれます。
そのため年会費をかけずに保険を付けたいという方はJCB CARD Wがいいでしょう。
JCB CARD WとJCB一般カードの発行日数を比較
まず、JCB CARD Wは最短3営業日発行ということで、即日発行できないとしてもかなり早いほうです。急ぎでなく通常利用したい方からすれば、ちょうどいい発行スピードであると言えます。
一方、JCB一般カードは翌日お届けを謳っています。
ものすごく早く届くのですが、こちらの申込方法を選択すると、ディズニーデザインが選択できないため、デザインにこだわりたい方は、JCB CARD Wの方をおすすめします。
ただ、どちらも対して差がなく早く発行されるカードの分類なので発行日数は気にしなくてもいいでしょう。
JCB CARD Wには可愛い女性向けのカードも
JCB CARD Wはもともとかっこいい券面でおすすめなのですが、JCB CARD W PLUS Lという女性向けの特典付きのカードもあります。
こちらのカードはピンクの券面に薄く柄が入っており女性らしさ満載のおしゃれなカードになっています。
女性向けではありますが、男性も発行できるのでピンクの券面がいいという方はこちらも選ぶことができます。
JCB CARD WとJCB一般カード共通のメリット
JCB CARD WとJCB一般カードの比較をおこなってきましたが、両カード共通のキャンペーンやお得ポイントもあるのでご紹介します。
JCB ORIGINAL SERIESパートナー店での買い物はポイントアップ
JCB ORIGINAL SERIESパートナーの店舗での買い物はポイントが倍以上になります。
Amazonやセブンイレブンでの買い物でポイントが3倍になるなどとてもお得です。
さらにOki Dokiランドというサイトを経由して買い物をすると獲得できるポイントが最大20倍まで上がるのでそちらもお得です。
このようにどちらもお得にポイントを貯めることができるサービスがあります。
ディズニーランド・シーのキャンペーンに参加可能
JCBはディズニーランド・シーに関する独自のオリジナルキャンペーンをおこなっています。
ディズニーの宿泊券やパークチケットが当たるキャンペーンなのでディズニー好きにはたまらないものしょう。
ユニバーサルスタジオジャパンのキャンペーンも参加可能
こちらも上記ディズニーのキャンペーンと似ていますが、ユニバ貸し切りなどの景品が用意されており、ユニバ好きは見逃せないものとなっています。
ディズニー・ユニバのキャンペーンは共にエントリーが必要なので、参加希望の方は忘れずにおこないましょう。
JCB CARD Wの勝利
両カードの様々な点を比較してきましたが、結論から申し上げますとJCB CARD Wの方をおすすめします。年会費が無料でここまでのサービスが付帯しているのであれば、年会費を払ってJCB一般カードを利用しなくてもいいでしょう。
旅行損害保険が海外利用分しか付帯していないなどのデメリットもありますが、圧倒的なポイントのためやすさやそのポイント交換先まで見据えたカードの選び方をするのであればJCB CARD Wのほうがお得です。
年会費を払っていると考えた場合にその分のアドバンテージがあるかというと、ポイントの移行先やキャンペーン内容がJCBで同じであるため少ないかもしれません。そのためJCB CARD Wがおすすめです。