三井住友VISAデビュープラスカードは、学生の初めてのクレジットカードとして高い人気があります。いわゆる学生が持ちがちなカードです。
今回はそんな三井住友VISAデビュープラスカードのメリットとデメリット、ポイントの使い方、口コミ、評判など幅広く解説し、本当にこのカードを作るべきなのかを考えていきます。
三井住友VISAデビュープラスカードはどんな学生におすすめ?
カードの説明を始めていく前に、このカードは一体どんな学生におすすめのカードなのかを明らかにしておきます。
- クレジットカードはブランド力も意識したい
- ブランド力も重要だけど、せっかくならお得なカードがいい
- カードのスキミングなどの犯罪や盗難が怖い
- 学生カードでも限度額は高いカードがいい
これに全て当てはまる人なら、確実に三井住友VISAデビュープラスカードを作るべきです。
詳しく解説していきます!
三井住友VISAデビュープラスカードの基本情報
まず三井住友VISAデビュープラスカードの基本的な情報を載せておきます。
三井住友VISAデビュープラスカード基本情報 | |
---|---|
対応ブランド | VISA |
年会費 | 通常1,250円(年1回の利用で無料) |
ポイント還元率 | 1.0~1.5% |
ETCカード | 無料 |
海外旅行保険 | ー |
国内旅行保険 | ー |
ショッピング保険 | 最大100万円(海外利用限定) |
ポイント名 | ワールドプレゼントポイント |
申し込み可能年齢 | 18歳~25歳 |
発行速度 | 最短3営業日 |
18歳~25歳限定カード!
三井住友VISAデビュープラスカードは18歳~25歳のみが持てるクレジットカードで、若者が最初に作るカードを目指しています。
実は、三井住友VISAデビュープラスカードは社会人用と学生用がある!
意外と知られていないのですが、三井住友VISAデビュープラスカードには学生用と社会人用があります。スペックに違いは無いのですが、限度額が2.5倍くらい違ったり、社会人用は収入がないと審査通過が難しかったりします。
学生用のカードでは、高校生を除く大学生が申込可能です。研究生や聴講生、予備校生は対象になりません。
三井住友VISAデビュープラスは学生におすすめ!メリットを解説
三井住友VISAデビュープラスカードのメリットは大きく以下の通りです。
- 銀行系カードのブランド力
- ポイント還元率が高い
- 年会費は実質無料
- 学生カードにしては限度額が高い
- 不正利用検知などのセキュリティーが強い
- 海外で相談窓口がある
早速、三井住友VISAデビュープラスカードの保有メリットについて詳しく解説していきます。
①銀行系のカードで安心度やブランド力が抜群!
銀行系で根強い人気とブランド力がある三井住友と、世界中で55%という圧倒的な支持率を誇るVISA。その三井住友とVISAがタッグを組んだ三井住友VISAデビュープラスカードなのです。
お得なだけのカードとは違い、個人の信用力の高さやかっこよさを与えるのがブランド力、ステータスのあるカードです。将来そんなカードを持ちたいと考えているなら、今から三井住友VISAデビュープラスカードを持っておくと良いでしょう。
(参考:学生におすすめVISAカードも厳選紹介!VISA発行のクレジットカードの魅力を徹底解説)
不正利用、盗難補償などセキュリティーが充実
クレジットカードを初めて持つ学生は盗難やスキミング、不正利用などを心配している方が多いです!
でも最初に言っておきましょう。「現金よりもカードの方が安心」です。
三井住友の不正利用探知システムは業界NO.1で、セキュリティーの高さを売りにしています。不正利用を24時間監視していますし、不正利用、盗難利用に対する補償も付帯しています。
現金だと落としたら取られますが、カードだと落として盗まれても補償されます。カードの方が安心なのです。
②ポイント還元率は常に2倍!
ブランド力の高いカードはサービスは充実していますが、お得かと言われたらそうではありません。しかし、この三井住友VISAデビュープラスカードはブランド力とお得を両取りしたカードなのです!
一般の三井住友VISAカードは通常0.5%の還元率ですが、この三井住友VISAデビュープラスカードなら還元率が常に2倍の1.0%還元になります。
これは、学生が持てる還元率の高いクレジットカードでもトップレベルです!
さらに、入会後3ヶ月間はポイント5倍!
新規入会後3ヶ月間はポイント5倍の2.5%還元です。
3ヶ月間限定とはいえ、年会費無料カードとしては圧倒的な還元率です。
大きな買い物が控えている方なら確実にお得ですよね。入学に伴う新居への引っ越しで家具を買ったりする場合、月に10万円使えば3ヶ月でけっこうな額を使うことになります。
通常の三井住友カード:10万円×0.5%×3ヶ月=1,500円
デビュープラスカード:10万円×1.0%×3ヶ月=3.000円
入会後3ヶ月間デビュープラス:10万円×2.5%×3ヶ月=7,500円
デビュープラスカードというだけで還元率は高いですが、特に入会後3ヶ月間はポイントが7500円分になるのです。見逃すわけにはいきません。
リボ払い登録でポイント還元率UP
三井住友VISAデビュープラスカードのポイント還元率は他の三井住友カードの2倍ですが、これをさらに引き上げる方法が存在します。それが三井住友のリボ払いサービスの「マイ・ペイすリボ」を利用することです。リボ払いは利子・手数料がかかるので本来学生にはおすすめ出来ません。
しかし三井住友VISAデビュープラスカードは一円でもリボ払いの手数料を支払えばポイントが0.5%増えます。なのでリボ払いはギリギリの額を設定して、利子分の負担を減らし0.5%UPのお得な部分だけを取ることができます。
しかしリボ払いのことまで考えながらカードを使うのは面倒くさいという方は、このサービスを使わないほうが良いです。
ポイントUPモール経由で最大20倍
三井住友VISAの会員は「ポイントUPモール」というポイントサイトが利用出来ます。このポイントサイトを経由してネットでお買い物するだけで、最大20倍のポイント還元が実現します。
ポイントUPモールではAmazonや楽天市場、ヤフーショッピングなどの有名店を多く扱っています。
ポイントの交換先も豊富!
そのうえ、貯まったポイントの交換先も充実しています!
ポイント、200以上の商品、キャッシュバック、ギフトカードなど幅広く交換できます。
ポイントなら
- 楽天スーパーポイント
- dポイント
- au WALLETポイント
- ビックカメラポイント
- ヨドバシカメラゴールドポイント
- Tポイント
- nanacoポイント
ギフトカードなら
- 図書カード
- iTunesカード
- ミスタードーナツ商品券
- マックカード
- アマゾンギフト券
- スターバックスカード
Tポイントやnanacoポイントはコンビニやスーパーなどでも使う事ができるので、換金性が高い交換先です。
家具・家電などの商品と交換することも可能ですが、換金率で考えるとどうしても劣るので何らかのポイントに変えるのがお得です。
(参考:三井住友VISAカードの本当にお得なポイント交換先とは?検証してみた)
③しかも年会費が実質無料
ブランド力が高くて、しかも若者限定でポイント還元率も良いこの三井住友VISAデビュープラスカード!
年会費が実質無料なのです!
初年度年会費無料で、年に1度でもカードを利用すると翌年度の年会費が無料になります。カードを利用しなければ毎年1,250円(税込)の年会費がかかりますが、お得なカードなので率先して使うべきでしょう。
ETCカードも実質無料!
ETCカードも発行手数料、年会費ともに実質無料です。初年度無料で年に1度でも利用すると翌年の年会費はかかりません。もし利用しなければ、次年度は540円(税込)の年会費がかかります。
学生のうちはドライブにいきがちなので、作っておくと仲間内で頼りにされるでしょう。
④親の同意があれば限度額UP
学生が持てるクレジットカード一番のデメリットが利用限度額が少ないことです。
平均的には10万円~30万円のクレジットカードが多いです。
この三井住友VISAデビュープラスカードも基本的には限度額が10万円ですが、それを簡単に30万円に引き上げる方法があります。
それが「親の同意」です。本来、成人していれば親の同意が必要無くなるのですが、カード会社はまだまだ信用されていない大学生に多額のお金を貸してはくれません。親の同意があると、親の後ろ盾があると解釈され利用限度額が30万円に増加します。
より自由に三井住友VISAデビュープラスカードを使いたいなら、親に同意をもらい利用限度額を引き上げましょう!
⑤卒業したらプライムゴールドカードにグレードアップ
この三井住友VISAデビュープラスカードは25歳までの学生限定カードなので、26歳を越えて持ち続けることが出来ません。
26歳になってから初めての更新で三井住友VISAのプライムゴールドカードにグレードアップ出来ます。さらにプライムゴールドカードを持ち続けると、30歳になってから初めての更新でゴールドカードにグレードアップ出来ます。
通常、ブランド力の高い三井住友VISAのゴールドカードを発行しようとすると、高い年収や社会的な地位が必要になります。しかし、この三井住友VISAデビュープラスカードを持っていれば、30歳にはゴールドカードが手に入れられるのです!
しかも継続ランクアップの際は継続サンクスポイントとしてワールドプレゼントポイント200ポイントがプレゼントされます。
⑥窓口(VJデスク)で海外旅行のサポート
三井住友のクレジットカードを持っている方専用の窓口(VJデスク)が主要都市56箇所にあります。そこではパスポート・クレジットカードを盗難・紛失した時の対処を行ってくれたり、仮の再発行カードを発行してくれることもあります。
その他、現地の観光情報や交通情報、様々なツアーやチケットの予約代行までやってくれます。初めての土地ならこのVJデスクを利用して一歩上の海外旅行を実現させてみませんか?
さらにVISAブランドは世界中で1番使える店舗が多いカードブランドなので、海外旅行もしっかりサポートしてくれます!
海外ツアーの割引もある!
さらに「VJトラベルデスク」という旅行予約サービスではお得に海外旅行を申し込めます!
日本旅行、JALパック、ANAハローツアーなどで5%引きになります。旅行費用ってけっこう大きな額なので、5%OFFはとても大きいですし、積極的に利用するのがおすすめです。
⑦三井住友銀行のATM手数料無料
さらに三井住友銀行の口座を持っていればATM手数料が無料になります。
お金を引き出す時に数百円の休日料金や、深夜料金って意外と気にしてしまいますよね。しかしこのカードがあれば手数料を気にしなくてもいいのです。回数限定ですが、地味にうれしいサービスです。
三井住友VISAデビュープラスカードの学生審査の難易度は?
三井住友VISAデビュープラスカードは学生用のカードもあるため、学生なら審査の難易度はとても低いです。
もっと詳しく知りたい学生はこちらがおすすめです!
(参考:【大学生向け】三井住友デビュープラスカードの審査完全ガイド!)
三井住友VISAデビュープラスカードの評判・口コミを紹介!
ゼミ長の友人たちが、三井住友VISAデビュープラスカードを保有していたので、評判・口コミを聞いてみました!
自分は親が三井住友のカードを使っていたので、その流れで三井住友のカードを作りました。
たまに街で持っている人も見かけますが、学生の間では知名度が低いイメージですね。楽◯カードを持っている人が多いですが、こっちのカードの方がかっこいいと思っています。
しかも銀行系カードだと、こいつしっかりしてるんだな感を少し感じます。露骨に感じたことは無いですが。
私のお姉ちゃんが、「しっかりしたブランドのカードを持っていた同期が、会社の先輩に褒められた」と言っていました。
私も就活しているときに、適当なカードしか持っていなかったので、いいカードを作ったほうがいいのか調べているとこのカードにたどり着きました。
貯まったポイントは全てマックカードに変えています(笑)
使いやすいしお得なカードです!
けっこう良いと言っている学生が多かったです。
2人とも海外旅行にはあまり行かないそうなので、海外旅行保険がついていないこのカードでも十分お得に使いこなせていました。
学生が見落としがちな三井住友VISAデビュープラスのデメリット
さきほども紹介したような充実のメリットがあるので、三井住友VISAデビュープラスを持っている学生は結構多いのです。しかしデメリット・注意点もありますので、しっかり解説します!
旅行保険が付帯していない
旅行保険はなにもついていません。そこが大きなデメリットです。海外に行かない人なら問題ないですが、学生にオススメするなら海外でも役立ってくれる方が良いですよね。カードを複数持ちしてしまえば解決しますが、できれば1枚で収めたいなら向いていません。
その代わりショッピング保険が付帯していて、カード決済で購入した商品を90日間補償してくれます。最大100万円まで補償してくれますが、1商品あたり、3000円の自己負担がかかりますので、そこだけ注意が必要です。
25歳までしか申し込めない
三井住友VISAデビュープラスカードは25歳までしか発行・保有出来ないカードです。
これは26歳以上の方にはデメリットですが、25歳以下の学生にはメリットです!25歳までなら圧倒的にお得だからです!
USJ割引はもう終わっている
三井住友VISAのクレジットカードはUSJで特典がありました。2018年3月でそのキャンペーンは終わってしまいました。ほかのサイトで割引サービスや貸し切りイベントのキャンペーンがあると書いていてももう終了しているので注意してください。
学生初めてのカードは三井住友VISAデビュープラスに決まり!
三井住友VISAデビュープラスカードは、三井住友のブランド力、プライムゴールドにランクアップできる、セキュリティー充実で最高のカードです。
海外に行く方なら、旅行保険用に別のカードを作ることをおすすめします!
学生に人気のクレジットカード、JCB CARD Wとの比較をしてみた記事はこちら!
(参考:学生人気!JCB CARD Wと三井住友デビュープラスはどっちがおすすめ?10項目で比較してみた)