クレジットカードを作ったことない学生でも、絶対聞いたことあるブランド「VISA」。
VISAは世界シェア1位のカードブランドです。といっても、わからないことが多いですよね。
- VISAは他のブランドと比べて何がすごいの?
- VISAの中でもどのカードがおすすめなの?
この記事で、そんな疑問を持った学生に徹底解説します。せっかく読むなら良い知識を付けましょう!
クレジットカードのVISAとは?
JCBやVISAはカード系の名前だと知っていても、実際それが何を表しているのか知らない学生も多いですよね。軽く説明します。
VISAはカードブランドの名前です。
それじゃあ、楽天カードは、楽天というカードブランドなの?
Bさん良い質問です。楽天自体はブランドではありません。説明のために楽天の公式サイトから画像を持ってきました。この右上にブランドマークが書いてありますね。赤枠のところです。
カード発行会社の楽天が、カードブランドのVISAやJCB、アメリカン・エキスプレス、MasterCardとライセンス契約をして楽天カードを発行しています。
カードブランドは「決済システムを提供している」と考えるとわかりやすいでしょう。
ちなみにこの場合の楽天カードは、VISAと提携しているので提携カードともいわれます。
VISAカードの魅力とは?
早速解説していきます。先程説明したとおりVISAカードは世界シェア1位のカードブランドです。
あ、VISAの説明は要らないという学生さんは、ランキングに飛んでもいいですよ。
VISAカードは世界中で使える
VISAの1番の魅力は、これです。「世界中で利用できる」ことです。2015年のデータですが、VISAの世界シェアは48%。ほぼ過半数を占めています。
国内で1番のシェアを誇るJCBでさえ、欧米に行けばほとんど使えなくなります。カードブランドによって、利用できる店舗が決まっているからです。
世界シェア1位のVISAは世界のどこでも使えるカードです。学生でも、海外旅行に行く予定があればVISAのカードを作っておけば安心なんです。
VISAのプロパーカードとは?
楽天カードは、VISAとライセンス契約をしてカードを発行していると言いました。
しかし、VISA自身もカード発行会社です。VISAが直接カードを発行しているのです。これをプロパーカードといいます。プロパーは「独自の」という意味です。この言葉は知っていて損は無いです。「こいつクレジットカードを知ってるな?!」ってなります。
プロパーカードは、ブランドの信頼が高い分、社会からの信用が高いクレジットカードです。
日本では三井住友が昔からVISAカードを発行しています。なので、VISAのプロパーカードといえば三井住友VISAカードが定着しています。
VISAのプロパーカードを持つメリットは?
プロパーカードの意味が分かったと思います。しかし、VISAのプロパーカードは学生から見てどんなメリットがあるのでしょうか。はたまた楽天カードのような提携カードとどっちが良いのでしょうか。
VISAのプロパーカードを持つメリットを解説します。
ステータスが高い
先程のちらっと書きましたが、プロパーカードはブランドの信用力が大きいです。これは、使っているユーザーの信用力の高さに直結します。
社会的にステータスが高いクレジットカードがプロパーカードなのです。
上位カードへの切り替えが盛ん
プロパーカードでは、上位のステータスカードへの切り替えが盛んです。しっかりと一般カードを使っていれば、プライムゴールドカード、ゴールドカードへの招待が届きます。
ゴールドカードをしっかり使っていれば、さらに上のレベルのカードの招待が届きます。
プロパーカードはステータス性が高いので、その上位カードというと、社会的な信用力も高いです。学生のうちからカードを作っておくことで、将来上位カードを発行しやすくなるのです。
カードが利用停止にならない!
提携カードは、カード発行会社とブランドの提携が終了すると、カードが利用停止になります。
一方、プロパーカードは、カードブランドが直接発行しているカードなので、それがありません。カードが利用停止にならないのです。
新たに引き落としのカードを設定するなんてことにならず、とても安心して使えます。
VISAのプロパーカードを持つデメリットは?
プロパーカードのメリットが、ステータスや信用力でしたが、デメリットはあるのでしょうか。
ポイント還元率が低い傾向にある
カードブランドのステータスに重きを置いていて、お得感は少ないです。一般に還元率が高いと言われるカードは還元率が1.0%以上ですが、VISAプロパーカードの多くは0.5%ほどしかありません。
しかし、学生向けの三井住友VISAデビュープラスカードは、ポイント還元率2倍の1.0%還元です。
何が言いたいか分かりますか?学生のうちはVISAプロパーカードが狙い目ということです。
おすすめのVISAカードランキング!
VISAのカードと言っても100以上あります。今回は、三井住友VISAのプロパーカードのみをランキング化しました。早速見ていきましょう。
1位 三井住友VISAデビュープラス
三井住友VISAデビュープラスの基本情報 | |
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年会費 | 初年度無料(条件付き無料) |
ポイント還元率 | 1.0~1.50% |
ETCカード | 無料 |
海外旅行保険 | ー |
申し込み可能年齢 | 18歳~25歳 |
発行速度 | 最短3営業日 |
学生限定でお得がたくさん詰まったのが、三井住友VISAデビュープラスカードです。VISAのプロパーカードで、学生がお得になるといったらこのカードしかない!というくらいのカードです。
学生におすすめのポイント
- 25歳以下限定でポイント1.0%還元
- 26歳で上位カード「三井住友VISAプライムゴールドカード」に昇格
2位 三井住友VISAクラシックカード
三井住友VISAクラシックカードの基本情報 | |
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年会費 | 在学中に限り無料 |
ポイント還元率 | 0.5~1.50% |
ETCカード | 無料 |
海外旅行保険 | 最大2,000万円 |
申し込み可能年齢 | 18歳以上 |
発行速度 | 最短3営業日 |
三井住友VISAの王道のカードといえばこの「三井住友VISAクラシックカード」です。学生なら在学中に限り年会費無料です。しかも、デビュープラスにない旅行保険がついています。しかし、ポイント還元率は0.5%です。
非常に似た「三井住友VISAクラシックカードA」というカードも存在しています。違いはこの記事がよくまとまっています。
→【徹底比較】三井住友VISAクラシックとクラシックAの違いは?あなたはどちら派?
学生におすすめのポイント
- 在学中限定で年会費が無料
- 旅行保険が最大2,000万円まで付帯
3位 三井住友VISAプライムゴールドカード
三井住友VISAプライムゴールドカードの基本情報 | |
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年会費 | 5,000円(税抜)初年度無料 |
ポイント還元率 | 0.5~1.50% |
ETCカード | 無料 |
海外旅行保険 | 最大5,000万円 |
申し込み可能年齢 | 満20~30歳で安定継続収入 |
発行速度 | 最短3営業日 |
学生がギリギリ発行できるカードで1番ステータスが高いと言われるのがこの「三井住友VISAプライムゴールドカード」です。20代限定のゴールドカードですが、空港ラウンジや高級ホテルの優待、旅行保険などがついています。
裏技を使いますが、学生でも発行できます。
→大学生で三井住友プライムゴールドの審査に通った男に審査のコツを聞いてみた【まとめ】
学生におすすめのポイント
- 高級ホテルで最高体験
- 国内主要空港のラウンジが利用可能
- 初年度年会費無料
- 30歳で上位カード「三井住友VISAゴールドカード」に昇格
三井住友VISAのカードを学生のうちに発行しよう!
学生のうちから、ステータスが高い三井住友VISAのクレジットカードを作っておきましょう。
いずれ社会に出た時にステータスの重要性に気づく時が来ます。その時に後悔しないように、今からデビュープラスを作っておきましょう。
30歳になる頃には、エスカレーター式でゴールドカードまでたどり着いています。